33歳、既婚、子持ち 一人で世界へ旅に出てみた。

元看護師 既婚 子持ち 一人で世界へ旅に出てみた。

スペイン巡礼 カミーノ 26日目

いつも通りの時間に出発したかったが、朝ごはんを予約してしまい、しかも食事の時間が6:30だった。

あー失敗したなーと思ってたけど、結果的に良かった!トーストが出ててジャムやバターと一緒にトマトソースが出て、えートマトソース普通かける!?って思ったけど、それがめちゃくちゃ美味かった!! 熟したトマトじゃなく、まだ熟れてなさそうなトマトを細かくしてオリーブオイル、お酢を混ぜただけだと思う。 パスタソースじゃなく、サラダにありそうな味。

新しい味と出会うのが嬉しくテンション上がる。

お腹いっぱい食べて出発したのは、7時前。普段よりも1時間遅い。 街中を歩き橋を渡り国道沿いに出る。 巡礼者の姿はまばらだ。

2時間程歩き、カフェで一休み。 回りは木が多く、小さい集落だ。町というより村。本当にスペインは小さい村が点在している。 朝ごはん食べてるから、食事物は何も頼まず。 また国道沿いを暫く歩く。 高速道路のサービスエリア見たいな所に、大きな観光バスが止まっている。この辺りは観光名所なのか、お昼ご飯御用達のとこなのか。

観光客を横目に国道沿いを歩き、目的地を目指す。 ただ今日の目的地はまだ決まってない。遅い時間に出発したのと、皆のルートだと今日は山頂まで行く事になってる。僕のガイドブックでは、山の麓で今日休み明日アタックをかける感じになる。

だから、今日の宿は進みつつ太陽と、自分の体力と相談しながら決める感じだ。

ガイドブック的には、今日泊まる予定の町に着いた。体と気持ち的にはまだ大丈夫だ。ビールと生ハムとチーズのサンドウィッチを食べる。冷たいビールが体に染みる。暑い時は本当に冷たい物が有難い。

これから、12km,普通に歩いて3時間。ただ…坂道なだけ笑

炎天下の中坂道はきつい。 そう、絶対にきつい。

でもすれ違う人に、今日は頂上目指すと言われれば行かないわけには行かない。 皆年上ばかりなんだから笑

カミーノ本当に熱中症になる人とかいないのかね!? 30代の私がなりかけを実感するんですけど!!?

ここは日本ですか? おみくじ的な?笑

サンジャンでおみくじのサービス出したら、ウケないかな?

半分ぐらい山道を進んだ所で、休憩を取る。

ここでも、やはりビール。 すると、なんかお摘みいる?って聞かれて欲しいっ!って言ったら大量のピーナッツが出てきた! しかも無料!素晴らしい! 案の定、一杯飲み終わる頃に全部食べきれる訳なく、もう一杯お代わりした。 隣の席では、自分の娘ほどの年齢の女性に諭されている男性が居た。自分の悩みを打ち明けた男性は、女性の意見を聞いて満足したのか何度も何度も彼女とハグをしていた。

彼にとって大事な一日になったに違いない。

よく状況が分からない僕でも、なんだかホッコリした。

カミーノマジックだな。

外に出ると、顔見知りのブラジル人が居た。今ブラジルの試合してるけど、TVが何処にもないとの事。 あー それ辛い!笑

君はこのまま泊まるのか?

いや、もう少し進もうと思うと伝えると、こんな暑いのに!?とびっくりしてた。

そうだよね。 知ってる。自分でも休んだ方がいいって知ってるんだ。でもビール2杯も飲んで気持ちよくなってるし、まだ登れそうだからね。

またねーっと言ってまた山道を上がって行く。ここからは、急勾配。

息切れが半端ない。 ビールいっぱい飲んだからか? 汗もいつもより多い、顎に汗が流れ地面にポタポタと落ちる。 こんなん高校の部活みたいだわ。バスケやっている時の体全身が熱くなり汗を体全体から吹き出る。それぐらいの熱感を持っていた。

30分程歩いて町があったから、冷たい物を体に入れたくてBARでアイスを食べる。

そしたら、ちょうどブラジルの試合がやっていた。あーさっきの彼ももうちょい頑張ればTVあったのに!残念!

座りながら休んでいる時でさえ、汗は止まる事なかった。

ブラジルの試合を最後まで見たかったけど、早く宿に着きたかったから直ぐに出発した。 そこからもまだまだ坂道が続く、ただ大分登ってきたようで、絶景だ!!

ましてや途中で、ガリシア州に入ったという有名な石碑もあり、テンション上がる。

もう、サンティアゴまで200kmを切っている。後7日後にはサンティアゴだ。

残り600m 通り過ぎる人に後600mぐらいで着くよーと教えて上げたら、喜んでた。

ポーランド出身の彼は、日本を大阪から東京までの主要都市を観光したらしい。

頭の毛が何も無かったのが、剃ってるのか何なのか職業柄とても気になってしまった、

巡礼中なんどか、バンダナの下には髪の毛は無いんだろうなって人を数人見かけた。多分、抗癌剤の影響なんだろうな。

身近な人間が使用してたから、何となく雰囲気でわかる。

皆どういう思いでカミーノを歩いてるんだろうか。

頂上からの眺めは最高で、そこには台湾人のラウラウが景色を眺めていた。 彼女から宿を勧められ、今日はそこに泊まることにした。

パルポ柔らかく美味い!

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